管理栄養士
口から食べられるって高齢者にとって、とても大切なこと。
それも、美味しくね!
それも、美味しくね!
パーム春日井には管理栄養士が2人働いています。主な仕事の内容としては大きく分けて「①おいしい食事の提供」と「②栄養管理」の2つに分けられます。
まず①についてですが、実際に食事を作っているのは私たちではありません。当施設の1階にはひまわり食堂という食堂があり、その横に施設全体の食事を作っている厨房があります。そちらで働く管理栄養士・調理師などによって1日3食+おやつが作られ、提供されています。
提供される食事には色々な種類があり、飲み込む力の弱くなった高齢者・マヒのある方・病気を持たれている方など、医師の指示のもと、利用者様それぞれに合った食事をお出ししています。その個別対応について日々、厨房職員や医師・看護師・介護士などとコミュニケーションをとって決定していくのが私たち管理栄養士の仕事です。
主な食形態はこの通りです。
高齢者には塩分を控えめにすることも大切ですが、決して味気のない食事とならないよう味付けの改善を目指しています。また、年に2回のおまつりや月に1回の行事食など、日常の食事を変化させることにより食事を楽しい・おいしいと感じていただけるよう工夫しています。
そしてもう1つが②についてです。高齢者の栄養状態の指標となる体重を少なくとも月に1回、食べ具合の平均(喫食率)は月に2回確認し、毎月のデーターを保存し経過観察を行っています。
食欲の落ちている方や体重減少のみられている方には、原因があります。その原因を早期に発見し、他の職種と協力し合って、栄養状態の低下を防いでいきます。
口から食べられるということは高齢者にとってとても大切なことです。利用者様がいつまでも口からおいしく食事をとっていただけることを目指しています。