介護老人保健施設って何？
介護老人保健施設とは、介護保険制度下における施設のひとつです。
介護保険施設は、病気や障害の症状が安定し、病院での治療や入院の必要はないけれど、家庭で過ごすには少し不安な心身の状態の方、また、看護やリハビリテーション、介護、身の回りのお世話などを必要とされている方々にご利用いただく施設です。
介護保険施設は、病気や障害の症状が安定し、病院での治療や入院の必要はないけれど、家庭で過ごすには少し不安な心身の状態の方、また、看護やリハビリテーション、介護、身の回りのお世話などを必要とされている方々にご利用いただく施設です。
当施設では、利用者の自立支援、家庭復帰という目標を実現する為に、医師・看護師・介護職員・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・介護支援専門員・支援相談員など、様々な職種がお互いの役割を理解し合い、それぞれの専門知識・技能を発揮して、一人ひとりの利用者に関わっていきます。
さまざまな老人施設とその違いについて
| 施設の種類 | 特徴 | １ヶ月の利用料 (目安) |
医師の常駐 | 看護師の常駐 |
|---|---|---|---|---|
| 介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム) |
要介護１～５(平成２７年度からは要介護３以上)の方が対象となります。生活施設であり、終身での入所が基本となります。 | ６万～１７万 (世帯収入による) |
×(往診で対応) | △(昼間のみ) |
| 介護老人保健施設 | 要介護１～５の方が対象となります。医療・看護の管理下でリハビリをする施設です。ある程度の期間が過ぎると退所となります。 | ７万～１２万 (世帯収入による) |
△(昼間のみ) | ○ |
| 介護療養型病床 | 要介護１～５の方が対象となります。病気の症状は落ち着いているものの、常に医療管理の必要な方が対象となる病院または診療所です。 | ７万～１２万 (世帯収入による) |
○(病院) △(有床診療所) |
○ |
| 有料老人ホーム | 介護等のサービスがついた、高齢者向けの居住施設です。介護が必要になった場合、その施設の職員が介護を請け負う施設もあれば、担当のケアマネージャーと相談しながら、外部の介護保険の在宅サービスを利用する施設もあります。それぞれの施設によって特徴が違います。 | １６万～ (施設による) |
×(往診で対応) | 施設による |
| サービス付き 高齢者専用住宅 |
安否確認サービスと生活相談サービスを提供する職員がいる、賃貸住宅です。 | １５万～ | ×(各々のかかりつけ医) | × |
| グループホーム | 認知症の診断を受けた方が、介護を受けながら少人数(９名程度)で共同生活する施設です。 | １５万 | ×(往診で対応) | × |