よくある質問（入所編）

まずは介護保険の要介護認定で、要介護１～５と認定された方が対象となります。
ただし、病状や内服状況、ご本人様のお身体の状況によってお受けできる場合・できない場合があります。

介護老人保健施設は訓練をする「中間施設」という位置づけです。つまり、ずっといられる施設ではなく、ある程度の訓練や期間が過ぎたらお家や生活施設へご退所となります。
一方、特別養護老人ホームは「ホーム」と付いている通り、今後の生活を送る“家”ですので、終身での利用が基本となります。
なので、介護老人保健施設で訓練をされた後、特別養護老人ホームに移られる方もおられます。

諸費用含め、総額で１か月あたり約１１万円～１２万円ぐらいとなります。
ただし、入所される方の世帯収入によって減額の制度が使える場合があります。

入所日から３カ月間は“短期集中リハビリテーション”の期間となりますので、リハビリ療法士によるリハビリは週に５回程度あります。
4ヶ月目からは週に２回程度となり、日常生活の中での訓練が主となります。

その方によってお身体の具合や状況が違いますので、入所の期間はまちまちです。終身利用の施設ではありませんので、３カ月から長くても６カ月を目安に今後について考えていただいてます。

支援相談員にご相談下さい。ご本人様の身体の状態や経済的負担を考えながら、施設の情報をご提供いたします。また、ご自宅にご退所になられる方のご準備も相談しながら進めていきます。

軽度であれば施設でお薬をお出ししたり点滴をしたりしますが、医療機関での治療が必要な状態については、併設の鳥居クリニックや他の病院に治療をお願いしています。入院となった場合は一旦退所となります。なぜなら入院中は介護保険が使えないからです。

体調が落ち着いていらっしゃればどんどんして下さい。ただし、お薬や食事を止める等の準備がありますので、前日までに受付までお知らせください。また、外出・外泊時に召しあがったものがありましたら、職員にお知らせ下さいますようお願いします。

ご入所されている方は何かしらのご病気をお持ちの方が殆どです。お食事に制限がある方、飲みこみが上手にできない方もいらっしゃいますので、介護職員または看護職員に必ず確認をして下さい。またお持ちいただく場合も、その場で食べきれる量だけにし、お部屋には絶対に置いていかないでください。食中毒予防の為でもありますので宜しくお願いします。なお、食べ物を他のご利用者様に配るようなことは厳禁としております。安全な施設生活を送って頂くため、ご理解とご協力をお願い致します。