音楽療法士
音楽って、楽しいお薬なんですよ。
私が元気になる音楽を処方します。
私が元気になる音楽を処方します。
音楽療法って何?
入所者様が、できる限り元気な生活が送れるように、音楽の力で心と体が良い状態でいられるよう、支えていく方法のことです。
当施設では、必要に応じて5~8人の小集団や20人前後の集団での活動を展開しており1回の活動時間はおおよそ45分~1時間です。
入所者様が、できる限り元気な生活が送れるように、音楽の力で心と体が良い状態でいられるよう、支えていく方法のことです。
当施設では、必要に応じて5~8人の小集団や20人前後の集団での活動を展開しており1回の活動時間はおおよそ45分~1時間です。
具体的にはどんなことをするの?
音楽療法を提供する目的・目標を何にするかによって内容が変わってきます。例えば認知症の方は、記憶の低下に伴い、今の季節が春夏秋冬どれなのか分からなくなることもあります。少しでも季節感を伝えられるように、今現在の季節の歌を一緒に歌ったりしています。この他“言葉の理解がうまくできない”“集中力が短い”“動作のまねが難しい”などの場合には、音楽に合わせて楽器を触ってもらうことで五感に刺激を入れながら体を動かす活動に繋げる取り組みをしています。
音楽療法とレクリエーションの違いについて
音楽療法を知らない方は、レクリエーションとの区別がつかない場合が殆どだと思います。その違いについて簡単にお話をすると、レクリエーションが娯楽(楽しみ)を目的とするならば、音楽療法は治療を目的とする、ということです。
音楽療法を実施する上では、参加者それぞれの年齢や体の状態(病状)、音楽の好み等を把握し、参加者一人ひとりに対し音楽を通じてどうなってもらいたいか等の目標をあらかじめ設定します。その目標に対してどんな音楽を何の目的で使用するのか、例えば「昔の記憶を刺激し過去を回想する」目的で使用するのか、「楽器を使用しながら体を動かす」というような感覚訓練を目的に使用するのかを決め、プログラムを考えます。つまり「薬」と同じように、参加者の状態に合わせて音楽を処方する、というわけです。なので、当然音楽療法後は、その成果を分析していきながら次の処方を考えていきます。これがレクリエーションとは違う部分です。